「バンゲリングベイ」とは1984年に発売された任天堂のファミリーコンピュータ用ゲームソフトのタイトルのことです。
プレイヤーはヘリコプターを操り、自軍の空母を防衛しながら敵機やレーダー・砲台などの防空網を破壊するシューティングゲームで100画面からなるマップで構成されているという鬼のような難しさが特徴のファミコンソフトす。
操作体系や移動方式は独特で、ラジコン式であるとされています。
Bungelingの意味
「Bungeling」は手先の技術が欠けていることを指す形容詞であり、「不器用な」という意味があります。
では「バンゲリングベイ」の意味は?
空母から発進したヘリで、敵工場を破壊する、「バンゲリング帝国(ゲームの舞台)」の「Bay(湾)」。
ブローダーバンド社がAPPLEIIというパソコンで発売していたゲームの「ロードランナー」「チョップリフター」「バンゲリング・ベイ」、これらの三部作で共通する舞台が「バンゲリング帝国」。その世界征服をもくろむバンゲリング帝国が開発している恐るべき最終兵器を破壊するために発信する!=バンゲリング・ベイという意味ですね。
ちなみにブローダーバンド社は、1980年に設立されたアメリカのゲームメーカーです。
設立者であるダグ・カールストン氏は、もともとは弁護士でしたが趣味でプログラムを組み始め、大手のソフトハウスに投稿していました。ブローダーバンド社は教育ソフトや実用ソフトの製造も手がけており、日本でもその知名度は高いです。特にバンゲリングベイのファンの間ではかなり知名度が高いのではないでしょうか。
#ファミコンの思い出を語ろう
勝手にハッシュタグ作ったので語ってみる。
Ⅱコンのマイクの使い道をバンゲリングベイの「ハドソン!」で知る。Ⅱコンマイクの使い道緩募。
— hasehase (@hasehase50) March 18, 2023
ちなみにゲーム史をたどっていくと「複数のソース」なんざ全く役に立たない世界に最後は突入するからね。
だって『ロードランナー』のコードを書いたのは中本さんしかいないし『バンゲリングベイ』を書いたのは菊田さんしかいない。— 岩崎啓眞@スマホゲーム屋+α (@snapwith) March 15, 2023
バンゲリングベイのFC版は当時の技術ではあれで十分頑張っていたと思うよ。ビットマップグラフィックが扱えないからしょうがない。MSX版はその気になればレーダーを表示できたはずなんだけどな。
— The artist formerly known as グリンゴ (@EddieBenoit) March 15, 2023
バンゲリング三部作のオリジナルがコモドール64だったかAppleⅡだったか覚えていないけど、日本でその3作をすべてプレイできるプラットフォームはMSXとファミリーコンピュータだけで、FC版は大幅にアレンジされているからMSX版の方がオリジナルに近い。バンゲリングベイにレーダーがないけど。
— The artist formerly known as グリンゴ (@EddieBenoit) March 15, 2023
当時のハドソンはコロコロコミックの読者層と同程度の年齢にフォーカスした広告宣伝をしていたけど、その層にバンゲリングベイのような地味ながら奥が深いゲーム性を理解させるのは困難だった。
— The artist formerly known as グリンゴ (@EddieBenoit) March 15, 2023
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