クロスモダリティー効果というものがあります。
視覚や嗅覚によって味が変わるというもの。
例としては、かき氷。
クロスモーダル‐げんしょう【クロスモーダル現象】
認知科学や心理学で、視覚と味覚、視覚と聴覚など、本来別々とされる知覚が互いに影響を及ぼし合う現象。 赤い色を付けた甘味料が入った飲み物はイチゴ味を連想させるなどの例が知られる。
かき氷(かきごおり、欠き氷)とは、氷を細かく削るか、砕いてシロップ等をかけた氷菓。餡やコンデンスミルクをかけたものもある。
かき氷とクロスモーダル現象
かき氷のシロップは全部同じ味で砂糖の味だけなのですが、イチゴ味やレモン味、メロン味にみぞれ味。
クロスモーダル現象ですね。色の違うかき氷シロップとか味同じなのに違って感じる。カニカマ、メロンパン、は違うか
— neuvie @🇲🇽 メキシコ起業 (@neuvie1) June 15, 2022
クロスモーダル効果と視覚、嗅覚、聴覚、味覚の変化
クロスモーダル効果、またはクロスモーダル現象によりかき氷の味が違うように感じます。クロスモダリティ効果。
視覚と味覚、視覚と嗅覚、視覚と聴覚。これらの要因によって本来別々の知覚などの変化が五感を通じて影響を及ぼすというもの。
クロスモーダル効果が五感に影響を与えかき氷の味が変わる
かき氷が良い例ですが、クロスモーダル効果によって視覚と嗅覚、嗅覚と味覚、色と香りによって五感が影響を受け、かき氷の味をイチゴならイチゴ、メロンならメロンと脳が補って味覚の違いを知覚するのです。
かき氷のシロップ、味はどれも同じ
そんなバカな!と聞こえてきそうですが、事実です。
これはなかなか面白いですよね。
某まとめ速報でもいろいろ語られてました。
匂いと香りが違うだけでシロップの原材料はどれも同じ。でもかき氷は違う味に感じる。ブルーハワイ味だけは別ですけどね。
以下のように音でも。
18 博報堂、クロスモーダル知覚(五感の相互作用)を活用しブランド体験を進化させる実験活動を開始 実験第1弾「ビールのおいしさを増幅させる
音楽」公開https://t.co/qgNygZfBx4— 水のイマージュ2 (@tadanoossan2) June 11, 2022
クロスモーダル現象と共感覚、研究実験とVRの効果
見た目や匂いを変えると脳がだまされるクロスモーダル現象。
これは感覚間相互作用、クロスモーダル現象と呼びます。幻肢痛とか実際の感覚とのズレとか。
いろいろとこの現象は研究や実験が行われていますが、VR空間を用いた触覚の再現など近年VRコンテンツのさらなるリアリティーを求めて様々な研究が行われています。
仮想空間の体験と進化するVR技術。
仮想空間でいろいろと五感が再現できたら楽しいと思う。映画レディプレイヤーワンみたいなバーチャルリアリティって素敵だと思いませんか?
VRもいずれはすごい画質になるでしょうし、そうなってくると五感が体現できたらなあと。フルダイブとかもいつかそのうちには実現可能ではと。ソードアート・オンライン、攻殻機動隊、マトリックス。これらアニメやSF映画はロマンがあるなァと。
SAO・ソードアートオンライン、攻殻機動隊、フルダイブで検索すると?
以下の記事もどうぞ。
【未来予測の本】日経トレンディ2022 2030大予測の感想【未来の暮らしと生活の変化】
メタバースと釣り。オープンワールドゲーム『ドケビ』は仮想空間で現実のような体験ができる!
コメント